カードローンを選ぶ際にポイントとなる要因には様々なものがありますが、中でもスピードを重視される方にとって特に重要となるのが、「即日融資」が利用可能かどうかです。
決まった予定のためにカードローンを利用する方や先々のためにとりあえずカードローンの口座を作っておこうという方にとってはあまり重要な事ではないかもしれませんが、とにかく今すぐにお金を借りる必要がある方にとって、この「即日融資」は外すことの出来ない最重要ポイントとなります。
では、即日融資を利用する上で確認すべきこととはどんなことがあるのでしょう?
即日融資=どうやって借りたお金を受け取るのか?
現在では、キャッシングやカードローンの申込をする場合、インターネットで申込をするのが当たり前になっていますが、この場合、即日融資を利用するにあたり、窓口での申込で無い以上、最も重要なポイントがどのように借りたお金を受け取るのか?と言う事になります。
窓口での申込であれば、契約したその場で会員カードが受け取れますし、即日融資も簡単です。
しかし、インターネット申込となると、たとえ業者側、銀行側が即日融資OKであっても、その場にいない以上、受け取る方法が限られてきます。
基本的にはインターネット申込⇒即日融資となると銀行振込による融資が一般的で便利な方法ですが、これはこれで色々と制約があります。
銀行振込による即日融資のメリット・デメリット
インターネット申込⇒銀行振込による即日融資というのは、本当に便利でスピーディーなサービスです。
誰に見られる心配も無く、自宅から一歩も出る事無く、契約からお金の借り入れまで完了するのですから、それだけで大きなメリットと言えます。
しかし、この便利な仕組みに大きなハードルが存在ます。
まず、銀行振込による即日融資を利用するには銀行の営業時間中に契約を完了している必要があると言う事です。
当たり前の話ですが、審査がどれだけ早くても、どれだけ遅い時間まで申込受付をしていても、銀行の営業時間外となれば、振込のしようがありません。
一般的にカードローンで振込による即日融資を受けようと思うなら、概ね平日午後2時までには契約を完了していないと、即日の振込融資とは行きません。
最近のカードローンは審査が最短30分というのが主流ですが、各種手続きを含めれば、新規申込をして契約が完了するまでは、やはり一時間程度は必要です。
つまり、これらの手続きに必要な時間から逆算して考えると、平日午後2時に契約を完了するには、やはり、どれだけ遅くても午後1時~1時30分位までには申込を開始しないと行けないと言う事になります。
そうなんです、振込による即日融資って結構、時間的なハードルが高いんです。
とはいえ、即日融資が必要となる急な資金需要というのは、時間を選びませんので、そんなに都合良く振込による即日融資に間に合うタイミングで起きるとは当然限りません。
例えば、夕方ぐらいの時間帯に急にお金が必要となってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
三井住友銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行なら営業時間内の契約で即日融資OK
SMBCコンシューマーファイナンスの「プロミス」限定の話になりますが、三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の銀行口座をお持ちの方であれば、プロミスの営業時間内に申込をして当日中にWEB契約を完了する事が出来れば、24時間即日融資がご利用になれます。
利用方法は、契約完了後、インターネットで会員専用ページにアクセス。
振込先として三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の銀行口座を登録すればOK。
会員ページのキャッシングメニューから「瞬フリ(振込キャッシング)」の依頼を行うとたとえ深夜でも振込による即日融資を受けることが出来ます。
プロミスの「瞬フリ」を利用した即日融資の注意点は、申込⇒契約をプロミスの営業時間内に完了する事だけです。
契約が完了してしまえば、その後は24時間いつでも即日融資が可能になりますので、営業時間だけはしっかりチェックしておく必要があります。
また、アコムでも、同社の営業時間中に契約を完了して、楽天銀行の口座を振込先に指定された場合に限り24時間即日融資がご利用になれます。
24時間振込で即日融資のまとめ | |
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サービス名 | 利用出来る銀行 |
プロミス | 三井住友銀行、ジャパンネット銀行 |
アコム | 楽天銀行 |
※原則24時間ご利用になれますが、メンテナンスなどによりご利用になれない場合もあります。
銀行(メガバンク)カードローンは振込による融資がない
最近では、TVCMを頻繁に流しているメガバンクのカードローンが人気を集めていますが、銀行カードローンの場合、少々以外に思われるかもしれませんが、基本的に振込による融資というサービス自体を行っておらず、三菱東京UFJ銀行と一部のネット銀行が以外は、専用の会員カードを使ってATMからお金を借りる仕組みが通常の利用方法となります。
従って、振込による即日融資をご希望の場合は、選択の対象外となります。
また、会員カードは基本的には契約完了後郵送で送付されてきますので、普通に契約していると即日融資は利用出来ません。
ただし、後述致しますが、インターネットで申込、審査完了後、銀行のATMコーナーに設置されたローン契約機やテレビ窓口で契約を完了する事でその場でカードを受け取り即日融資を利用する方法もあります。
銀行カードローンで即日融資をご希望の場合は、こちらの方法がオススメです。
インターネット申込から自動契約機で契約完了でも21時ぐらいまで即日融資OK
カードローンの中には、無人でローン契約を完了出来る窓口を持っているサービスがあります。
銀行振込による融資の様に家にいたままとは行きませんが、こういった無人契約機まで出向くことが出来るなら、各社の営業時間にもよりますが、概ね21時ぐらいまで即日融資を受けることが可能になります。
非銀行であれば、プロミス、アコム、アイフル。
銀行カードローンであれば、三井住友銀行カードローン、三菱東京UFJ銀行カードローン等でこの方法が利用出来ます。
名称は各社それぞれですが、基本的にはインターネットで申込をし、審査まで完了してから、ATMコーナーなどにある無人のブース内に設置された専用 端末で契約を完了する事で、その場で会員カードを受け取る事が出来ますので、そのカードを使ってATMからお金を引き出す形となります。
最近では三菱東京UFJ銀行カードローンがTVCMで「テレビ窓口なら15時以降もカードが作れます」と流しており、ご存じの方も多いかもしれません。
この方法であれば、多少手間は掛かるものの、銀行の営業時間を気にすることなく即日融資が利用出来ます。
即日融資の為の無人窓口まとめ | |
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サービス名 | 利用出来る無人契約窓口 |
プロミス | ・プロミス 自動契約機 ・三井住友銀行 ローン契約機 |
アコム | むじんくん |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 三菱東京UFJ銀行 テレビ窓口 |
三井住友銀行カードローン | 三井住友銀行 ローン契約機 |
また、この契約方法を利用した場合、郵送物が無くなるので、同居されているご家族などにカードローンの利用を知られたくない、という方にもオススメです。
初めての即日融資カードローンなら初回無利息を活用しよう
即日融資をご利用の場合で、特に今回初めてキャッシングやカードローンをご利用の方には、見逃せない特典を用意しているサービスがあります。
中でも特にお得なのが、初回利用者限定の「無利息サービス」です。
現在、消費者金融大手3社がこのサービスに対応しており、初回30日間は利息がゼロで即日融資を利用する事が出来ます。
本来カードローンの利用は、金利など様々な条件を比較してから行うべきだとは思いますが、時間が無い場合は、これらの無利息サービ ス+即日融資を活用する事でちょっとした時間稼ぎが出来、無利息期間中により条件のいいサービスが見つけて借り換え出来れば、効率的に目の前の問題を解決 することが可能になります。
初回30日間無利息の即日融資キャッシング | ||
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サービス名 | 無利息期間 | 利用条件 |
プロミス | 初回借入の翌日 から30日間 |
初めて利用される方 メールアドレス登録 Web明細利用登録 |
アコム | 契約日の翌日 から30日間 |
初めて利用される方 返済期日「35日ごと」で契約 |
アイフル | 契約日の翌日 から30日間 |
初めて利用される方 |
また、返済しては借りてを繰り返す使い方をする方には、たった30日と思われるかもしれませんが、一定の目的のために10~20万円を借りて1年程度で完済を目指す予定の方に方にとっては、一番金利負担が大きくなる初月の利息が無料というのは以外に大きいです。
実際に計算してみるとご理解頂けるのですが、この条件で利用した場合、メガバンクのカードローンと比較して年間の金利負担の差は100円程度です。
借入金額を20万円、毎月の返済金額を2万円とした場合の金利と支払総額のシミュレーションは下記の通りです。
サービス名 | 金利 | 総支払額 |
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プロミス | 17.8% | 214,663円 |
三菱東京UFJ銀行 カードローン |
14.6% | 214,572円 |
差額 | 91円 |
あくまでシミュレーションですが、総支払額の差額はたったの91円です。
もちろん、上記の様に1年間で完済するという比較的短期での借入限定ではありますが、「即日融資」+「30日無利息」+「少額短期利用」という条件下では、利息が気になるからと、わざわざ銀行を選ぶ必要はないと言えます。